レアル・マドリードの絶対的エースとして君臨するベンゼマ選手。
ビッグイヤーに貢献するなどレアル・マドリードの数々のタイトル獲得に貢献してきました。
30歳を過ぎた今も成長を続け、得点王に輝くなど歳を重ねるごとにパフォーマンスをあげチームの柱として活躍を続けています。
そんなベンゼマ選手ですが、バロンドールの最有力候補として名前が上がるなか様々な意見が飛び交い話題となっています。
本記事ではベンゼマ選手のバロンドール受賞ができないと言われている理由、そしてフランス代表追放の詳細についてまとめましたのでご紹介したいと思います。
最後までお読みいただけると嬉しいです。
ベンゼマのプロフィール
まずは、ベンゼマ選手のプロフィールからご紹介します。
- 名前:カリム・モスタファ・ベンゼマ
- 出身地:フランス・リヨン
- 生年月日:1987年12月19日
- 身長:185cm
- 体重:81kg
- 所属チーム:レアル・マドリード
- 背番号:9
- 利き足:右足
- ポジション:FW (CF)
- クラブ歴:リヨン(2004-2009) レアル・マドリード(2009-)
ベンゼマのバロンドールは確定!?
レアル・マドリードのエースストライカーであるベンゼマ選手ですが、近年の活躍は目を見張るものがあります。
2021-2022チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグでホームにPSGを迎えたレアル・マドリード。ファーストレグを0-1で落としていた状況でしたが、39分にキリアン・エンバペのゴールを許す苦し絶体絶命のピンチ。
しかし、この絶体絶命のピンチをベンゼマ選手のハットトリックでチームを救いました!
このベンゼマ選手の活躍により敗退を免れたレアル・マドリードは見事チャンピオンズリーグ優勝を果たしました!
このように2021-2022シーズンのベンゼマ選手の活躍は神がかっています。
そして、2021-2022シーズンのリーガ・エスパニョーラとUEFAチャンピオンズリーグの両方で得点王になるなど、今やバロンドール最有力候補筆頭となっているのがベンゼマ選手なんです。
ベンゼマ選手のバロンドール獲得はサッカーファンの間では決定的と見ているようでSNSではこのような声が上がっています。
ベンゼマ選手の最近の活躍を目の当たりにしているサッカーファンたちはベンゼマ選手がバロンドールで異論はないという声ばかりで、ベンゼマ選手のバロンドール受賞は決定的であることがわかりますね!
ベンゼマのバロンドール受賞を阻むものとは!?
ベンゼマ選手のバロンドール獲得に異論はないという大多数の声をよそに、ベンゼマ選手自身の問題により受賞できないのではないかという見方もあるようです。
レアル・マドリードのエース、ベンゼマ選手はもちろんフランス代表の10番を背負い代表でも中心的な存在としてチームを引っ張っていましたが、2015年に起きたある事件がきっかけとなりフランス代表を追放されることになってしまいました。
事件についてはこの後、ご紹介しますが代表を追放されていたベンゼマ選手は代表での実績が乏しくバロンドール受賞に支障があるという意見もあるようです。
スペインのスポーツ紙であるマルカでは、このように報道していました。
「ベンゼマは間違いなく印象的なスタッツを残しているが、母国のためにプレーしておらず、これがバロンドール受賞を阻む唯一の要因となっている」
www.football-zone.net
過去にバロンドールを受賞したモドリッチ選手もW杯での活躍が加味されて受賞した経緯もあることから、代表戦に出場していない選手が受賞するのかが注目されるところです!
ちなみにベンゼマ選手はフランス代表を追放されてから5年半経った2021年5月18日にEURO 2020のフランス代表に選出されています。
ベンゼマの恐喝事件とは!?
ベンゼマ選手がフランス代表を追放される原因となった恐喝事件。
詳細はどのようなものだったのでしょうか。
2015年11月、ベンゼマ選手はセックステープを利用し、同じフランス代表だったマテュー・ヴァルブエナ選手の恐喝に関与した容疑でフランス警察当局に逮捕されてしまいました。
この事件は、2014年にヴァルブエナ選手が友達とされる人物に携帯電話のデータ移行を手伝ってもらった際にデータを抜かれたことから始まったと言われています。
その後、この人物らが含まれる犯罪グループからヴァルブエナへの恐喝が始まりヴァルブエナ選手は、フランス代表の警備を務める警察官を通じて警察に被害届を提出したそうです。
ヴァルブエナはパートナーとの「セックステープ」を公表されたくなければ、15万ユーロ(約2000万円)を支払うように求められたとされている。
www.legendsstadium.com
それ以降、恐喝されることはなかったそうですが代表合宿中にベンゼマ選手がヴァルブエナ選手に映像の件を解決してくれる人物として自身の幼馴染と面会するよう勧めてきたということで、この行為を金銭を目的とした仲介と受け止められ捜査が入ることになりました。
捜査の結果、ベンゼマ選手がヴァルブエナ選手のことを茶化しながら犯罪グループに報告していたことから関与していると判断され逮捕に至ったということです。
この事件に対してフランス首相を務めていたマニュエル・ヴァルス氏は
「偉大なスポーツ選手は模範的でないとならない。
そうでないならば、フランス代表のチームに居場所はない」
ja.wikipedia.org
フランスサッカー連盟のノエル・ル・グラエ会長も
「(彼の)フランス代表での彼の冒険は終わった」
ja.wikipedia.org
とベンゼマ選手を批判していました。
そして、フランスサッカー連盟はベンゼマ選手に対し無期限の代表活動停止処分を科してフランス代表を追放されることになってしまったベンゼマ選手。
しかし、所属チームのレアル・マドリードは
「ペレス会長が選手と面談し、完全なるサポートと、彼が善良に振る舞い、
完全に無実だと信頼していることを伝えた」
「クラブは選手のプロとしてのコミットメント、仲間意識、
マドリーでの6年間におけるトップチームの一員としての非の打ちどころのない姿勢を評価し、再認識している」
www.legendsstadium.com
ベンゼマ選手をサポートしていくと発表しています。
そして、この事件から約6年ぶりにベンゼマ選手はフランス代表に復帰しました。
久しぶりの代表戦にベンゼマ選手は「今はたくさんの誇りと喜びがある」と語り、
「充実した1週間のトレーニングを経て、試合に臨むことができた。
すべては勢いを増すためだった。多くの試合が行われた難しいシーズンだった。
気分は良いし、今後に向けて良い兆候だ。チャンスを逃すような試合はしばしばある。
重要なことはそれらを作り出し、次回より良くするために学ぶことだ」
www.soccer-king.jp
久しぶりに合流したにもかかわらず、すでにフランス代表を引っ張る存在になっているようですね!
まとめ
本記事ではベンゼマ選手のバロンドール受賞についてや、バロンドール受賞ができないと言われている理由、フランス代表追放の詳細についてご紹介しました。
本記事でわかったことをまとめると
- ベンゼマ選手のバロンドール受賞について異論はないとする声が多数
- 代表戦の実績が少ないことがバロンドール受賞の不安材料と言われている
- 代表追放の原因は恐喝事件への関与
ベンゼマ選手の最近の活躍は、誰が見てもバロンドールに値すると称賛されています。
もしベンゼマ選手がバロンドール受賞を逃すようなことになったとしたら、代表戦での実績がなければバロンドールは獲れないということになり賛否両論が飛び交うことは確実ですね。
そんなベンゼマ選手のこれからの活躍にも期待して、これからもベンゼマ選手を応援していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。