日本人で唯一、世界最高峰ツアーであるCT(チャンピオンシップツアー)で活躍している五十嵐カノア選手。
東京オリンピックでは銀メダルを獲得するなど東京オリンピックでのサーフィン競技を盛り上げてくれましたね!
そんな五十嵐カノア選手ですが、アメリカで生活しているため私生活も含め家族も気になります。
そこで本記事では五十嵐カノア選手の父、母、兄弟について家族構成をまとめましたのでご紹介します。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
五十嵐カノアのプロフィール
- 出身地:アメリカ合衆国カリフォルニア州
- 生年月日:1997年10月1日
- 身長:180cm
- 体重:78kg
- 世界ランキング:4位(2022年6月6日時点)
- スタンス:レギュラー
五十嵐カノアの家族構成は⁉︎
五十嵐カノア選手は父、母、弟の4人家族。
自分の子供を世界で通用するサーファーに育てるという目標のためにアメリカへ移住しています。
そんなカノア選手の家族をご紹介していきます!
五十嵐カノアの父ってどんな人?
五十嵐カノア選手のお父様のお名前は「五十嵐勉」さん。
1964年生まれの東京都荒川区のご出身。
勉さんは小学6年生の頃からスケボーを始め、わずか1年後には全日本選手権フリースタイル部門のチャンピオンになったそうです。
サーフィンを始めたのは中学2年生からということで、もともとはスケボーで活躍されていた経歴があるようですね。
中学2年から始めたサーフィンも才能があり、日本サーフィンのパイオニアである蛸操(たこみさお)さんが削っているサーフボードブランド「シークエンスサーフボード」と契約したということで、スポンサーがつくほどの腕前だったということがわかります!
日本ではインストラクターの資格をとってジムに勤務しており、そこでサーファー向けのプログラムなども作成していたようです。
若い頃から西海岸カルチャーを感じて育っていたためカリフォルニアへの憧れもあり、移住したのかもしれませんね。
五十嵐カノアの母ってどんな人?
五十嵐カノア選手のお母様のお名前は「五十嵐美佐子」さん。
学生時代にLAやオーストラリアに留学していた経験があったことから海外にずっと興味があったみたいです。
そしてプロサーファーだったという情報もあり、美佐子さんもまたサーフィンが上手だったのではないかと思います。
実はアメリカに移住したきっかけを作ったのも美佐子さんだったそうです!
五十嵐カノアの弟ってどんな人?
五十嵐カノア選手の弟は「五十嵐キアヌ」さん。
2003年生まれでカノア選手より6つ年下です。
キアヌってハワイ語で「山々からの清々しい風」という意味があるそうです。
さすがサーファー家族の子供の名前はおしゃれですね!
ちなみにキアヌさんもサーフィンがうまく、アマチュア大会で優勝した経験もあるとのこと。
いつか兄弟でCT出れたらすごいことですよね!
五十嵐家が移住した経緯は⁉︎
父である勉さんはインストラクターの資格を取得して、フィットネスジムに勤務していた時にアメリカでの生活基盤をフィットネスの仕事で築けるのではないかと考えたそうです。
この移住への考えについて勉さんはこのように語っていました。
「ハリウッドにはムービースターを目指す俳優が集い、オーディションに備えて身体を鍛える風土があります。新しいメソッドも生まれやすく、私自身もインストラクター時代にはよく学びに訪れました。
そのとき“これはビジネスになるかも”と思ったのがインストラクターの宿泊施設だったんです」。
oceans.tokyo.jp
そして、この考えを後押ししたのが母である美佐子さんだったようで、移住へのことについてこのように語ってくれていました。
海外に住んでみたいという気持ちがありました。だから、行動はとてもスムーズでしたね。私から主人に行こう! と積極的にプッシュしました(笑)
honey-mag.jp
こうして移住を決意した五十嵐夫妻でしたがアメリカでの起業は大当たりだったそうで、予想以上のお客さんが来てくれたそうです。
しかも、活動拠点はハリウッドであったため、カノア選手が通う幼稚園には世界のスターたちの子供も通っていたんだとか。
例えば、マドンナの娘さんや、レッドホットチリペッパーズのドラマーであるチャド・スミスの息子さんなどがカノア選手の同級生だったそうです。
すごい羨ましいですね!
しかし、ハリウッドは海まで1時間かかるため、真剣にサーフィンと向き合う環境としてはベストではなかったといいます。
そこで次の拠点に選んだのがサーフィンの聖地、ハンティントンビーチでした。
新しい拠点でも新たな仕事を見つける必要がありましたが、ここでも母の美佐子さんの「行けばどうにかなる」という言葉が再び決め手となり引っ越すことに。
そして最高の環境でサーフィンすることになったカノア選手は6歳で初めてサーフィンの大会に出ることになったそうです。
初めて出場した大会はローカルコンテスト「Kids For Clean Waves」でした。
しかも、初めて出場した大会でカノア選手は見事優勝を収めています!
この優勝によりカノア選手はたくさんのサーフブランドから契約のオファーが来たのだとか。
そして父である勉さんはその中から、ジョンジョン・フローレンスが所属している「オニール」と契約することに決めたそうです。
こうして五十嵐カノア選手はトップサーファーとしての道を歩み始め、20歳の時に毎年数万人規模の観客を集めるプロコンテスト「USオープン・オブ・サーフィン」で優勝を収める快挙を成し遂げるまでに成長しました。
両親の夢を見事に叶えたカノア選手凄すぎます!
まとめ
本記事では、五十嵐カノア選手の家族構成、そしてアメリカへ移住した経緯についてご紹介しました。
この記事でわかったことをまとめると
- カノア選手の父・勉さんは元インストラクターでサーファー
- カノア選手の母・美佐子さんはLAやオーストラリアへ留学の経験があり、移住を後押し
- カノア選手の弟・キアヌさんもサーファーでアマチュアコンテストで優勝したことがある
- 移住の理由は子供を世界で活躍するサーファーに育てるため
今や、トップサーファーとなった五十嵐カノア選手。
ご両親の移住のきっかけである、子供を世界で活躍するサーファーにするという夢を見事叶えました。
次はCT年間王者の夢を叶えるために日々努力していることでしょう!
これからも家族一丸となって頑張ってもらいたいですね。
そんな五十嵐カノア選手の活躍に期待するとともに、これからも応援していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。