数々のG1を勝利し、日本の競馬界を引っ張ってきた福永祐一騎手。
福永騎手といえば冷静な状況判断に加え、時には大胆な騎乗で競馬ファンを魅了してきました。
そんな福永騎手が騎手生活から引退し調教師として活躍の場を移すことがわかりました。
そこで本記事では、福永祐一騎手の印象的なG1勝利の映像やこれまでにあった事件をまとめましたのでご紹介します。
最後までお読みいただけると嬉しいです。
福永祐一・ダービーなどG1勝利まとめ!
福永祐一騎手の父はかつて天才と呼ばれた福永洋一さんであることや、近所に武豊騎手が住んでいたことから自然と騎手を志すようになったようです。
そんな騎手としては最高の環境で育った福永騎手は、やはり騎手としての素質を十分に持っていました。
これまでの福永騎手のG1勝利数は45勝ということで、G1勝利ができないまま引退していく騎手が多いことを考えると素晴らしい成績ですよね!
ここでは福永祐一騎手の印象に残るG1勝利レースをご紹介します。
桜花賞・プリモディーネ
福永祐一騎手をG1ジョッキーにしたプリモディーネ。
4番人気ながらこの年に有力馬と言われていたスティンガー、フサイチエアデール、ゴッドインチーフなどを後方から差し切った見事なレースでしたね。
福永騎手のガッツポーズが印象的なレースでしたね。
優駿牝馬・シーザリオ
シーザリオは6戦5勝という素晴らしい成績で引退してしまった名牝でした。
そして福永祐一騎手にアメリカG1をプレゼントした馬でもあります。
怪我をしていなかったら、すごい成績を残していたことでしょうね!
このレースで福永騎手は4コーナーで前を塞がれ絶体絶命のピンチだったのですが、シーザリオの能力だけで勝てたと反省していたのが印象的でしたね。
ドバイデューティーフリー ・ジャスタウェイ
天皇賞・秋での強烈な差し足で福永騎手に天皇賞勝ちをプレゼントすることになったジャスタウェイでしたが、そのままの勢いでドバイでの勝利も福永騎手にもたらしました。
ドバイでもレコードを記録する、とてつもない足を見せてくれたジャスタウェイと福永騎手には驚かされました。
日本ダービー・ワグネリアン
ワグネリアンといえば、福永祐一騎手に初めてダービーをプレゼントした馬としても有名ですね!
ダービー勝利後は思うような成績は残せませんでしたが、福永騎手へダービー制覇という大きな名誉をもたらしたことだけでもすごい馬でした。
福永騎手の執念が乗り移ったかのような最後の直線の伸びでしたね。
ワグネリアンは福永騎手にとって忘れられない馬となったことは間違い無いですね!
菊花賞 ・コントレイル
福永騎手を三冠ジョッキーにした偉大な馬、コントレイル。
福永祐一騎手と言ったらコントレイルを思い浮かぶ方が多いかもしれませんね。
それほど無敗で三冠を達成したコントレイルと福永騎手は印象に残りましたね。
史上3頭目の無敗三冠馬を達成したコントレイルと福永騎手はこれからも語り継がれていくでしょう。
多くの印象的なレースを見せてくれた福永騎手の騎乗がこれから見れなくなると思うと寂しいですね。
福永祐一の顔面蒼白事件とは!?
福永騎手はデビュー3年目の1998年に初めてキングヘイローで日本ダービーに出走しました。
G1も勝利していた福永騎手でしたがダービーの雰囲気は別物だったようで極度の緊張からか、デビュー戦しか逃げたことがないにもかかわらずスタートしてすぐ仕掛けてハナに立つと、当時では史上2番目の速さのハイペースで逃げてしまい最後の直線キングヘイローには全く力が残っていない状況でした。
引き上げてきた福永騎手の顔は顔面蒼白で自分が何故逃げたのかもわかっていない様子で完全にパニック状態。
この時の様子を福永騎手はこのように語っていました。
「頭が真っ白になった」
「なぜかスタートして仕掛けてしまった」
「直線は穴があったら入りたい気持ちだった」
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それほど日本ダービーというレースは騎手にとって特別なレースということなのでしょう。
この経験がのちにダービーを勝利することにつながっていたのかもしれませんね。
福永祐一の会心の騎乗は!?
福永騎手の会心の騎乗といえば、2013年の天皇賞・秋のジャスタウェイが思い出されます。
これまで思うような成績が出ていなかったジャスタウェイが福永騎手を背に最後の直線、弾けるような強烈な末脚を炸裂したレースは福永騎手の中でも1番のレースではないかと思います。
騎手としても素晴らしい成績を残した福永騎手ですが、調教師としても日本の悲願・凱旋門賞を制覇してくれる日を心待ちにしたいと思います。
まとめ
本記事では、福永祐一騎手の印象に残ったG1レースまとめや顔面蒼白事件、会心の騎乗レースについてご紹介しました。
福永祐一騎手は、冷静な騎乗でレース展開を読む力もあるだけに調教師としても好成績をのしてくれるのではないかと期待せずにはいられませんね。
これからも福永祐一騎手・調教師を応援していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。